赤ちゃん連れハワイ旅行で思ったあれこれ

ハワイネタ引っ張ってすいません!

今回は旅行中に気づいたことなどをお伝えしたいと思います。

 

まずはホテルに関して。我が家はカウアイ島ではシェラトン カウアイ、オアフではヒルトンハワイアンビレッジ レインボータワーに宿泊しました。同じホテルに宿泊される方がいらっしゃるかもしれないのでご参考まで。

 

乳児を連れて旅行する際、完全母乳でない限り多くの方がホテルでお湯を沸かす必要があるかと思います。我が家もミルクや離乳食を用意するのにお湯は必須でした。しかしどちらのホテルにもコーヒーメーカーはありましたがケトルがありませんでした。

シェラトン カウアイはルームサービスに電話をしたら電気ケトルをすぐに持って来てくれました。

そしてハワイアンビレッジですが、こちらも同様ルームサービスに電話をしました。以下のような対応でした。

私:「子供のミルクを作るのにお湯を沸かす必要があるんですがケトルお借りできますか?」

ルームサービス:「ケトルはありませんがコーヒーメーカーに粉をセットしなければお湯だけが出てきます」

私: 「勿論それも試したけど、お湯がコーヒー臭くて乳児に飲ませるのは抵抗があるんですが」

ルームサービス:「でも皆さんそうしてますよ」

私:「私はすごく気になるのでなんとかなりませんか?」

ルームサービス:「すいません。私ではお役に立てません」

私:「では毎回レストランにお願いすればお湯を頂けますか?」

ルームサービス:「私ではわかりかねますのでマネージャーに確認してまたご連絡します」

それから数分後電話があり無事ケトルを借りることができましたが、どうやらいつでも用意があるわけではなく、少量しか無いため全て出払ってしまっている場合もあるのだとか。お泊りになる方はそのことを念頭においたほうがいいかもしれません。今まで必要性を感じていなかったのか気にしたことがありませんでしたが、意外と無いものなのだと今回気づきました。それにしてもハワイアンビレッジは巨大ホテルなだけあって、お湯の件意外にも個々のリクエストに対し柔軟ではなく、スタッフの教育もあまり行き届いていない印象がありました。高級ホテルというわけでもないのでそこらへんの期待はしていませんでしたが。。。

 

  • 電子レンジについて

シェラトン カウアイは電子レンジの貸し出しもしており、チェックイン時に伝えると1日10ドルで借りられます。しかしチェックアウト後に主人が電子レンジ代は請求されなかったと言っていました。。。笑

ヒルトンハワイアンビレッジは電子レンジの貸し出しはしていないとのことです。

 

  • ベビーベッドについて

こちらはどちらのホテルでも貸し出ししており、予約時にリクエストしていましたがチェックイン時にその旨を伝え、後から部屋に持ってきてもらいました。ちなみにベビーベッドは英語でcrib(クリブ)と言うのが一般的です。ベビーベッドでも勿論通じると思います。

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シェラトンカウアイのベビーベッド

シェラトン カウアイのベビーベッドは鉄格子のようになっていてバンパーも無く、寝ている間にゴロゴロ動く娘は数回足が挟まってしまったり頭をぶつけたりして泣くことがありました。また柵がちょうど掴まりやすい太さで、掴まり立ちしようとして膝立ちになり、戻れなくて唸るというのを延々繰り返していました。滞在中遂に掴まり立ちができるようになってしまいましたが。。。マットレス自体はへたりも無く寝心地は良さそうでした。

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ヒルトンハワイアンビレッジのベビーベッド

ハワイアンビレッジのベビーベッドはバシネットのような感じで、マットレスのへたりが少し見られました。しかしネットで囲われていて頭をぶつけることもなく、柵も無いため掴まり立ちもできず安心でした。

 

  • お風呂について

どちらのホテルもバスタブの所にシャワーが付いている造りで、さすがに日本のように体を洗ってからバスタブで暖まるということはできませんでした。バスタブに少量のお湯を張り、そこに座らせて洗いました。

シェラトン カウアイのシャワーは固定されており高さの調節ができないので、頭などを流す時は現地で離乳食用に購入したタッパーのうち一つを桶代わりに使いました。

ヒルトンハワイアンビレッジはシャワーヘッドを自由に動かせる日本のシャワーのような感じでした。ただしヘッドが大きいので重いです。結局こちらでもタッパーを使いました。

 

  • 洗濯について

どちらのホテルも勿論ランドリーサービスがありますが、シェラトン カウアイはセルフで洗濯できるコインランドリーがありました。こちらはクレジットカードも使えます。しかし色んな人が利用しており、洗剤がべっとりこびりついていたりして赤ちゃんの服を洗うのには抵抗があったので、バスルームで自分で洗い、乾燥機だけを使用しました。ヒルトンにはコインランドリーはありません。

 

ヒルトンハワイアンビレッジにお泊まりになる方結構多いと思いますが、チェックインするのにすごく待たされます。宿泊するタワーにもよるのかもしれませんが、メインのフロントでチェックインした私たちは50分並びました。ちょうどアメリカ本土からのフライト到着時間と重なったせいもあるかもしれませんが、恐らくお昼前後も日本からのフライトが結構あるので混むと思います。

あくまで私の意見ですが、ヒルトンは幼稚園児以上の子供がいる場合はいいかもしれませんが、乳児を連れて宿泊するにはあまり便利とは言えない気がします。

 

それではホテル以外で気になったこと気づいたことについても挙げてみたいと思います。

多くの方がご存知かと思いますが、ハワイでは買物してもビニール袋をもらうことができません。だいたいのお店では紙袋をくれますが、スーパーなどに行く予定がある方はショッピングバッグを持って行ったほうがいいかもしれません。勿論現地でもショッピンバッグは購入可能です。

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ショッピングバッグに入る娘



また、日本のように綺麗なおむつ替え専用のスペースがある所はほとんどありません。アラモアナのニーマンマーカス内には綺麗な所がありますが、だいたいお手洗いの隅にある固い台で替えるという感じですのでおむつ替え用のシートを持ち歩いたほうがいいです。新しめの施設やホテルのお手洗いなどにはおむつ交換台がついている場合が多いです。固いですが。。。当然授乳室などもありません。お店の人などにおむつ交換台があるか確認する場合にはdiaper changing station(ダイパーチェンジングステーション)と言えば伝わります。

 

 そしてこれは赤ちゃんとは全く関係ありませんが、久しぶりにハワイで買物をして気になったこと。

ワイキキのSephoraやVictoria's secretなどの大きい店舗のレジで並んでいた時、日本人のお客さんを応対しているレジだけやたら時間がかかるなと思っていました。自分の番が近づいてきた時にレジでお会計している日本人が皆なにやら書かされていることに気付き、それがメールアドレスであるとわかりました。自分の番が来て、なるほどと思いました。モールなどに入っている大きいお店などではレジの担当者が色々話しかけてきます。恐らくマニュアルがあるのでしょうが、それが聞き取れなかったからといって全てyesと答えていると面倒くさいことになることがあります。

レジ担当が話しかけてくることはだいたい以下の通りです。

  • Hi, how are you today?

→普通にGood, thank you. と答えればいいでしょう。

  • Did you find everything ok? (お探しの物は見つかりましたか?)

→こちらもYes, thank you.  で問題ありません。

  • Did anyone help you today? (お買物中誰かスタッフがお手伝いしましたか?)

→これは商品を見ているとスタッフが寄ってきて "Hi, how are you?  I'm ○○.  If you need any help, please let me know" (いらっしゃいませ。私は〇〇です。何かありましたらお声をかけてください)なんて言って来ることが多々ありますよね。その人にサイズを聞いたり何か質問した時には名前を覚えておいてレジの所で言ってあげましょう。もし名前を忘れてしまったら "Yes, but I can't remember her/his name." (名前が思い出せません) と言えば大丈夫です。

  • Would you like to join our mailing list? (お店からの情報をメールで受け取りたいですか?)

→そう、日本人の方々がメアドを書かされていたのはこのせいです!もしEメールDM等を受け取りたくない場合は『メール』というワードが聞こえたら "No, thanks" と言えばほぼ大丈夫です。

相手が何を言っているかよくわからなかったら "I'm sorry but I don't understand" と言ったほうが無難です。稀にですが、「お得な○○カードを作りませんか?」とか例えばレンタカー会社では頼んでもいないのに「このオプション保険も付けませんか?」なんて言って来る場合もあるので、何でもかんでもYesと言ってしまうのは危険です。彼らもマニュアルがあって何の感情も込めずに念仏のようにペラペラと言ってくるだけですので、わかりませんと言えば何度もしつこく聞いてきたりはしないはずです。

 少し旅行英語の紹介のようになってしまいましたが、子連れではなくてもアメリカ旅行に行かれる方々の参考になれば嬉しいです。

 

今回は娘が生まれてから初めての海外旅行で、子供のお昼寝や離乳食の時間優先でしか行動できませんでしたが、それでもゆっくり楽しむことができました。普段東京では子連れだと周りに気を使って肩身の狭い思いをしながらの外出ですが、ハワイでは現地の人たちだけではなく世界中からの旅行客の人たちも子連れにすごく優しく、なんだか感動しました。インターアイランドのフライトでは私たちの前の席に同じく赤ちゃんが座っていたのですが、それに気づいた娘が興奮し大きい声でケラケラ笑い始め、つられてその赤ちゃんも笑い始め、二人で向き合って奇声をあげ始めてしまったのです。私がなんとか静かに落ち着かせようとしていると、近くに座っていた女性が「赤ちゃん同士楽しそうにしてるんだからいいじゃない。こちらも穏やかな気持ちになれるわ」と優しく言ってくれたり、他の場面でも色々な人が話しかけてくれたりお手伝いしてくれたりしました。勿論ハワイという土地柄、バケーションで来ている人がほとんどなので皆リラックスして心が広くなっているのもあるのでしょうが、おかげで肩身の狭い思いをすることもほとんどなかったように思います。

 

そして、あちらでは旅行用として持っている人が多いのか、我家と同じベビーカーBabyzen Yoyoもよく見かけました。街中で「購入を考えているんだけど使ってみてどう?日常的にも使える?」とアメリカ人の妊婦さんに聞かれたこともありました。ついでにyoyoにそっくりな中国製のYOYAというベビーカーもよく見かけました!笑 これクオリティーはわかりかねますが、なかなか便利そうでしたよ。

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BABYZEN Yoyoにそっくりな中国製YOYA

 

以上、ハワイレポートでした。